限界を知ることは怖くない

私は今、自分の限界を知るのが怖くて勉強をしていない節がある。可能性の中で生きていれば楽だし、自分が傷つかなくてすむ。

ここで、一つの勘違いに気が付いた。限界=LV100ではない、ということだ。今の私だったらせいぜいLV20ぐらいだろう。LVが10上がるたびに、

一時的限界が来るのだろうと考えてみる。

RPGものだとありがちだが、19→20に上がる際に、何か特別な魔法の書だか、魔法石だかが必要なのだ。それを今の自分に当てはめるならば、勉強、だ。

最高の勘違いをしていた!

私は今の今まで、限界を、一時的なものでなく、自身の人生において不変的だと勘違いしていたのだ!

だが私は上記を真の意味で理解していない。胸にストンと落ちてこないのだ。

 

もしかすると、人生における限界とは、ある分野において、自身が成長しようとする限り存在しないのかもしれない。

もしこれが真ならば、限界が存在する限り自身は成長しない、もまた真である。

 

可能性は現実じゃない。可能性の枠から飛び出さなければ、いつまでも一時的限界を知る術はない。

飛び出すにはそう、勇気が必要なのだ。

舞台を思い出そう、上手から出て行くのはとても緊張し勇気がいることだ。セリフを噛まずに、間を生かし、堂々と!

出る直前になればそれはピークを迎える。だがどうだろう?一度出てしまえば、戻る方が勇気がいるというものだ。

演じてる最中は?もう次のセリフしか頭に無い。緊張とか不安とか戻りたいとか、考えている暇がない。

そうすると、今の自分の状態は、ひとつ前の場面がしくじって、演出から「待て」が言い渡されている時であろう。

ああこんな状態は不安すぎる!いつGOサインが出るかわからない状態で今か今かと待っているのだ!

いっそのこと、もう出してくれ______

 

受験勉強では演出も、役者も、わたしひとり、だ。自らGOサインを出すしか無い。それはとても勇気のいることだが。